記事_取組①:CO2の見える化

 CO2見える化は、現状把握し、楽に確実に削減を進めていくために「まずやるべきこと」と言われています。CO2の見える化は、電気起因のCO2であれば電力消費量に係数(CO2排出係数・排出原単位)をかけて算出しますが、重油・軽油・灯油であっても同じように使用量(活動量)×係数(排出原単位)で算出します。係数はたくさん用意されていて、多く経済活動に関して概算のCO2排出量が算出できるようになっています。ただ、CO2の排出量をしっかりと把握するためには、例えば、購入した物品の購入先からその物品のCO2の排出量を直接入手するなど、より精緻なCO2排出量データを得る方法が推奨されています。算出範囲はまずは自社分(Scope1,2)から算定を始めますが、最終的には購入するものの製造や輸送のCO2や、製品が使用される時のCO2などサプライチェーン全体(Scope3)も範囲に加えていくことを求められます。算出については、EXCEL等の表計算ソフトがあれば対応可能ですが、様々なツールが提供・販売をされています。中には、日本商工会議所のCO2チェックシートのように無料のものや、月額5,000円程度から使えるクラウドサービスなども販売されています。また、業界に特化したものものも出てきているようです。

日本商工会議所 CO2チェックシート(無料ツール)

WingArc1st   EcoNiPass(月額4,800円~)

e-dash|CO2排出量の可視化・削減を総合的にサポート

株式会社ゼロボード|ESG関連データの収集・可視化・算定支援 (zeroboard.jp)

【公式】アスエネ(旧:アスゼロ)|温室効果ガス排出量管理クラウドサービス|アスエネ (earthene.com)

【NTT西日本】CO2排出量可視化クラウドサービス | カーボンニュートラルに向けた脱炭素×ICTサービス特集 (ntt-west.co.jp)

■観光業特化 DeTS(Decarbonising Tourism System)|現状のCO2排出量を可視化する観光事業者向けツール (dts2050.com)

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